九州産業大学付属九州高等学校(福岡県)
中馬穂乃香/松隈智花/浦吉冴香
自分たちの足跡を1万年後に「化石」で残す壮大なプロジェクト。環境破壊が著しい現在の状況を省み、1万年後へメッセージを送ります。
数十年後の自分に向けたタイムカプセルは多く存在しますが、この「化石」というタイムカプセルは、「1万年後の未来の人類」にむけられているなんとも壮大なアイデアです。表彰状の雰囲気のある提案パネルのデザインからは、一万年後へつなげたいと願う強い思いを感じます。このイベントに参加した人たちと1万年後の人類が、同じ想いを共有できるのかは、今生きている人の誰も確認することはできません。現代に生きる私たちが化石をつくるという手段が、未来へむけた目的である「生態系の保護や環境保全の意識づくり」にどのような効果があるのかを丁寧に伝えられれば、さらに魅力的なアイデアになると思いました。
二次審査時の提案パネル PDFダウンロード